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チャプレンのことば
2022/09/12
キリスト教とチャペル
OVERVIEW
チャプレンからのメッセージです。
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チャプレン 斎藤 徹
書店で「人に良く思われる方法」をテーマにした書籍や雑誌が目につきます。きっと読者の需要が高いテーマなのでしょう。「良く思われたい」と考えることは理解できます。しかしその前に、本当に自分を受け容れているか、愛しているかが大切なのです。
私たちはそれぞれに特徴があり、まったくのオリジナルです。代替が存在せず特別な徴 が与えられた「一点物」。私たちはそれだけで尊い存在です。自分で善いと思える徴も、そう思えない徴も持ち合わせますが、「それがわたし」と受け容れることで、自分への愛が鼓動し始め、人を愛し人に愛される「わたし」が拓かれていくのです。
「私があなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい」(ヨハネによる福音書第15章12節)と語られたキリストは、方法など学ばなくてもすでに愛されている「わたし」があるという気づきを与えます。その幸いがいつでも、自らと隣人を尊ぶ心を温めなおしてくれるのです。
私たちはそれぞれに特徴があり、まったくのオリジナルです。代替が存在せず特別な
「私があなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい」(ヨハネによる福音書第15章12節)と語られたキリストは、方法など学ばなくてもすでに愛されている「わたし」があるという気づきを与えます。その幸いがいつでも、自らと隣人を尊ぶ心を温めなおしてくれるのです。
※本記事は季刊「立教」261号(2022年7月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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